この人には言ったところでどうにもならないなと思ったとき、虚しさがこみあげてくる。
「言っても無駄」が生じるのは2パターンある。
①相手にアドバイスしたいが、聞いて実践してくれる可能性が低い
②自分の気持を伝えたいが、わかってもらえる可能性が低い
想像の中で相手のことを判断し、自己完結してしまう。
言うべきか言わざるべきか。
理解されないのは、自分の言い方や伝え方なのではないかと悩むこともある。
何度言っても直してくれないものがあるとき、あと何度言えばいいのかと途方にくれながら。
あるいは、自分のことを本当に理解してほしい相手に、理解されない無力。
ずっと昔から、こうやって人は生きてきたのだろう。