LINEブロック待って!人間関係をリセットしたくなる時に考えるべき3つのこと

LINEをブロックしたくなってるそこのあなた!

ちょっと待ってください。

LINEのブロックはいつでもできます。でも、ブロックしてしまうと相手からのメッセージは既読にできませんし、そもそもメッセージも確認できません。

相手からのメッセージを見たくない気持ちはわかります。仲が良くても相手にうんざりすることがあります。

しかし、ブロックするというのは相手との関係を断つことです。いろんな巡り合わせでLINEをするようになった相手です。あなたはその人をブロックしようか悩んでいます。

悩んでいる今、ブロックする前に考えてみて欲しい4つのことを伝えます。人間関係をリセットしたくなる癖のある人にも読んでもらいたいです。

1. 相手の幸せを願おう

自分はもちろん大切な人間です。でも、向こうも人間です。産んだ親、兄弟姉妹、友達などがいます。相手には相手の人生があって、悩みや辛さがあります
なんらかの縁があり、現在あなたと相手はつながっています。それはこの地球上の人口を考えればすごいことです。
無理に好きになったり、好かれようとしたりする必要はありません。
ですが、向こうも幸せになったらいいなと願ってみてください。あなただけでなく、みんな例外なく一生懸命生きています。
「自分と関わってくれた人たち、全員幸せになったらいいな!」と祈ってみましょう。


2. 相手の悲しみを想像しよう

今までやりとりをしていたのにLINEをブロックされたら、だいたい向こうは気づきます。日を置いてメッセージを送っても既読にならないわけですから。
あなたがブロックしたとわかった時、相手の気持ちを想像してみてください。相手はどんな風に思うでしょう、寂しくなるのではないでしょうか。
「ブロックする前に気持ちを言って欲しかった」と思われているかもしれません。

LINEをブロックしようと思う原因は、基本的にコミュニケーション不足が多いです。コミュニケーションをとっているのに、自分の気持ちを伝えることが下手なのです。うわっつらや、自分を隠して会話したり、察して欲しいと思いすぎて気持ちを伝えられません。臆病なので自分の気持ちを素直に表現する度胸もありません。
コミュニケーションは、会話することだけが大切なのではありません。
・自分がどんな気持ちなのか
・自分は何を考えているのか
・自分の主張は何か
を他人に伝えられることがコミュニケーションです。
当然相手は他人ですので、あなたと全く同じように感じたり考えたりできるはずがありません。あなたが伝えない限り、相手はわからないのが普通です。

LINEをブロックする前に、ブロックされた後の相手の気持ちを考えます。
そしてあなたは本当にあなたの気持ちを伝えられたか、振り返ってみてください。


3. 相手をコントロールしようとするのはやめよう

他人の気持ちを自由に操ったり、自分が望むことを他人に言わせたりするようなことはできません。
あなたは相手に期待しすぎていませんか?
「普通はこうするべきだ」
「なんであれをしてくれないの」
「あんなことするなんてありえない」
など、他人は自分とは違う人間にも関わらず、あなたの価値観を押し付けていませんか?

あなたの気持ちや望みを相手に伝えることは大切です。それもせずに、「察して欲しい」「感じて欲しい」と願うのは、都合がよすぎます。何も言わなくても・しなくても相手が自分の思い通りになると思ったら大間違いです。相手は相手で気持ちや考えがあり、それはあなたが直接操作できるものではありません。

もし、すべてがあなたの思い通りになる世の中だとしましょう。そんな世界に生きていて楽しいですか?思い通りにならないこともあるけど、思い通りになることもあるから喜ぶのです。

あなたが相手に伝えるべきことを伝えたなら、あとの反応は相手に任せましょう。あなたに必要なのは、考えや思いや感情をきちんと伝えることだけなのです。

他人はそもそも自分に都合良く生きているのではない、と意識しましょう。そうすれば、関係が上手くいかなかったとしても、LINEをブロックしようとまでは思いません。他人は自分のためだけに生まれ存在しているわけではないのですから。

自分は自分、他人は他人。
境界線を持ちましょう。