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人間関係 | アルティメットフィルター https://poeness.com 趣味、読書、仕事、世の中、人生、なんでも Fri, 13 Jan 2023 08:43:14 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.26 LINEブロック待って!人間関係をリセットしたくなる時に考えるべき3つのこと https://poeness.com/lineblock/ https://poeness.com/lineblock/#comments Sat, 21 Jul 2018 22:09:10 +0000 https://poeness.com/?p=173 LINEをブロックしたくなってるそこのあなた!

ちょっと待ってください。

LINEのブロックはいつでもできます。でも、ブロックしてしまうと相手からのメッセージは既読にできませんし、そもそもメッセージも確認できません。

相手からのメッセージを見たくない気持ちはわかります。仲が良くても相手にうんざりすることがあります。

しかし、ブロックするというのは相手との関係を断つことです。いろんな巡り合わせでLINEをするようになった相手です。あなたはその人をブロックしようか悩んでいます。

悩んでいる今、ブロックする前に考えてみて欲しい4つのことを伝えます。人間関係をリセットしたくなる癖のある人にも読んでもらいたいです。

1. 相手の幸せを願おう

自分はもちろん大切な人間です。でも、向こうも人間です。産んだ親、兄弟姉妹、友達などがいます。相手には相手の人生があって、悩みや辛さがあります
なんらかの縁があり、現在あなたと相手はつながっています。それはこの地球上の人口を考えればすごいことです。
無理に好きになったり、好かれようとしたりする必要はありません。
ですが、向こうも幸せになったらいいなと願ってみてください。あなただけでなく、みんな例外なく一生懸命生きています。
「自分と関わってくれた人たち、全員幸せになったらいいな!」と祈ってみましょう。


2. 相手の悲しみを想像しよう

今までやりとりをしていたのにLINEをブロックされたら、だいたい向こうは気づきます。日を置いてメッセージを送っても既読にならないわけですから。
あなたがブロックしたとわかった時、相手の気持ちを想像してみてください。相手はどんな風に思うでしょう、寂しくなるのではないでしょうか。
「ブロックする前に気持ちを言って欲しかった」と思われているかもしれません。

LINEをブロックしようと思う原因は、基本的にコミュニケーション不足が多いです。コミュニケーションをとっているのに、自分の気持ちを伝えることが下手なのです。うわっつらや、自分を隠して会話したり、察して欲しいと思いすぎて気持ちを伝えられません。臆病なので自分の気持ちを素直に表現する度胸もありません。
コミュニケーションは、会話することだけが大切なのではありません。
・自分がどんな気持ちなのか
・自分は何を考えているのか
・自分の主張は何か
を他人に伝えられることがコミュニケーションです。
当然相手は他人ですので、あなたと全く同じように感じたり考えたりできるはずがありません。あなたが伝えない限り、相手はわからないのが普通です。

LINEをブロックする前に、ブロックされた後の相手の気持ちを考えます。
そしてあなたは本当にあなたの気持ちを伝えられたか、振り返ってみてください。


3. 相手をコントロールしようとするのはやめよう

他人の気持ちを自由に操ったり、自分が望むことを他人に言わせたりするようなことはできません。
あなたは相手に期待しすぎていませんか?
「普通はこうするべきだ」
「なんであれをしてくれないの」
「あんなことするなんてありえない」
など、他人は自分とは違う人間にも関わらず、あなたの価値観を押し付けていませんか?

あなたの気持ちや望みを相手に伝えることは大切です。それもせずに、「察して欲しい」「感じて欲しい」と願うのは、都合がよすぎます。何も言わなくても・しなくても相手が自分の思い通りになると思ったら大間違いです。相手は相手で気持ちや考えがあり、それはあなたが直接操作できるものではありません。

もし、すべてがあなたの思い通りになる世の中だとしましょう。そんな世界に生きていて楽しいですか?思い通りにならないこともあるけど、思い通りになることもあるから喜ぶのです。

あなたが相手に伝えるべきことを伝えたなら、あとの反応は相手に任せましょう。あなたに必要なのは、考えや思いや感情をきちんと伝えることだけなのです。

他人はそもそも自分に都合良く生きているのではない、と意識しましょう。そうすれば、関係が上手くいかなかったとしても、LINEをブロックしようとまでは思いません。他人は自分のためだけに生まれ存在しているわけではないのですから。

自分は自分、他人は他人。
境界線を持ちましょう。

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『悪魔とのおしゃべり』で気持ちが楽になる https://poeness.com/nostress_thoughts/ https://poeness.com/nostress_thoughts/#respond Sat, 21 Jul 2018 13:44:26 +0000 https://poeness.com/?p=165 ストレスのたまりすぎで、頭痛がするほど悩んでしまうあなた。現代で生きる人は仕事にプライベートにさまざまなところでストレスを感じます。

この記事では、頭痛がするほどのストレスをいかに少なくしていくかに焦点を当てます。

ストレスがたまるのは、もちろん環境のせいもあります。ストレスフルな場所が世の中にはあるものです。しかし、あなたの考え方しだいでストレスは激減します。
ストレスがたまらない考え方を身につけましょう。そうすれば仕事であろうとプライベートであろうと無敵になれます。

サンマーク出版、さとうみつろう著『悪魔とのおしゃべり』より引用させてもらい、参考にしております。

あなたを苦しめているのは「正しさ」

「正しさ」のせいで貴様ら人間は苦しんでいる

人間は「正しさ」以外の方法で、苦しむことなどできない

「正しさ」を抱えすぎた貴様らは、今では何もできやしない。文字通り、身動き1つ取れない。道も歩けない。息も吸えない。「やりたい」こともやれない。それどころか、自分が何を「やりたい」かを言うことすらできない

あなたはなぜ自分が今ストレスを抱えているのか理解していますか?人によって過去も現在の状況も違うので、人それぞれストレスの原因が違うと思っているかもしれません。
しかし、頭痛がするほどストレスを抱えている方には共通点があります。みんな自分が思っている「正しさ」で苦しんでいるのです。

たとえば
・職場の人たちと仲良くやるのが正しい
・いじめがないのが正しい
・仕事にやる気がある自分が正しい
・かっこいい・かわいい私が正しい
・人から尊敬される自分が正しい

そんな風に、自分の頭の中で「これが正しい」と思っています。
ですが、現実はあなたの「正しさ」と矛盾しています。だからストレスに苦しむのです。

世界には絶対的な「正しさ」はありません。あなたの中にしか「正しさ」はないのです。もちろん、一般常識や法律のような「正しさ」はあります。それは、「多くのの人たちが「正しい」と思っているのかな」程度の「正しさ」です。
あなたがそれらを「正しさ」とするのかは自由です。

いずれにしても、「こうあるべき」と思うことと現在がずれているから苦しみます。


「正しさ」を疑え

自分を責めるヒマがあったら、『正しさ』を疑え!

抱え込んだ「正しさ」が、実はその人の未来の可能性を奪っている

今の貴様らに必要なのは、もはや「悪」だけだ

過去を振り返って、「なんでこんなことをしてしまったんだ!バカな自分」などと責める必要はありません。
たとえば仕事のミスなら、誰でも仕事のミスはします。何度も同じ間違いを繰り返すことも、人類の歴史上いったいどれだけの人間がそうしてきたと思っているんですか。
誰かを傷つけたからといって、みんな誰かを傷つけたり誰かに傷つけられたりするんです。あなただけが特別ダメなのではありません。

「こうするべき・ああであるべき・これはダメ」などの「正しさ」があなたを縛りつけています。たとえば「新しいことをはじめたいけど、歳をとってるから諦める」とします。「歳をとったら新しいことには向かない」なんていうよくわからない「正しさ」のために一歩を踏み出せない。そんな「正しさ」は必要ないと思いませんか。
人間はいつだってどんなことだっていつからだって挑戦していいんです。バカにされる・理解されない・失敗する・みじめになることがあるかもしれません。しかし、それがなんだというのですか。
あなたが持つ「正しさ」を疑ってみてください。いかに「正しさ」に縛られているかわかります。それらを「正しい」ままにしておいていいのか、疑ってみてください。


世の中はどうしようもないクズばかり。自分も含めて

世界中、クズしかいないと思っている

自分にすら期待してはいけない

過去の自分を、勝手に盛るな!あなたは今日と変わらず、過去でもどうしようもない人間だった

世界中には、醜い感情にまみれながら欠点をさらけ出して生きている人たちばかりです。自分たちのことは棚に上げて、まるで立派なことをやっているかのように装っています。
残念ながら、あなたもそんな人間たちの一員です。どうしようもない欠点がたくさんあります。なので、自分にも過度な期待をしなくてかまいません
あの頃はよかったと、過去が輝いてみえることがあるかもしれません。毎日が冒険だった子ども時代、友達との触れ合いが楽しかった学生時代、お金はなくとも夢と希望があった青年時代など。
しかしそれらは今のあなたが作り出している妄想です。その頃にはその頃なりの苦労があったはずです。すっぽり抜け落ちています。また、そんな「素晴らしい」時代を経て成長したのが今のあなたです。
本当に昔のあなたが素晴らしかったなら、なぜ今のあなたは素晴らしくないのでしょうか?ストレスに悩んでいるのでしょうか?
以前の自分が優れていたことなんてなかったのです。そして昔も今も「あなた」のまま
です。

過去を美化するのをやめましょう。


人に期待するな

全ての怒りは相手のせいじゃなく、相手に期待した自分のせい

「誰にも」「何にも」期待していない人間は、怒ることが絶対にできない

さきほど言ったように、世の中は「どうしようもない」人たちで構成されています。なので、本当は期待する意味なんてないのです。
これはすごく冷たく聞こえるかもしれませんが、どんなに大切な人でも人間は人間です。不完全です。

怒りの感情は、期待が裏切られた時にしか発生しません。これは、たとえば仕事で注意をしたり子どもを叱ったりするのとは違います。必要だからすることと、怒ることは別物です。

この世界に怒るほどのことがないという真実、むしろ寂しいですか?


くだらないこの世界を笑おう

世界は、どうしようもない奴らの集まりだ。あなたと何1つ変わらない、実にくだらない人間どもが、向こう三軒両隣り、さらにその先までひしめき合っているのが、この世界の実相だ

このあまりにもどうしようもない星に。なんだか、笑いが込み上げてこないか?イーッヒッヒッヒ

人間は誰しも悩み苦しみ、くだらない間違いを繰り返し犯します。あなたがもし違う星の民族だとして、地球の人間たちを見たらどう思うでしょうか。
人を助けることも、憎むことも、恨むことも、愛することもする人間たち。通勤電車では圧迫死されそうになりながら、どうせ死ぬのにストレスを抱えながら働きに行きます。本来自分のものでもないものを自分のものだと思い込み、挙げ句の果てには死んだ後にもそれを守ろうとします。
どうしようもないですが、すごく興味深いと思うのではないでしょうか。

あなたがストレスを感じるなら、この世界に対して一生懸命すぎるのです。もっとくだらないのです。真剣にやることもあるけど、それがまた面白いのです。あなたに必要なのは、くだらない人間世界への達観と、楽しめるものは楽しんでしまうユーモアです。


生きているだけでみんな誰かに迷惑をかける

「生きる」ということは、誰かへ迷惑をかけることだ

貴様ら人間は、「自分は悪いことをしていない」と言い張っているが、少し違う。「自分が悪いことをしている」と気づいていないだけだ。どんな善い行いも、同じ量の悪さを含んでいるのが当然さ

それなのに、目に見える「善い」部分だけをひけらかす[善人]というのがこの街には溢れている

迷惑をかけずに生きてきた人はいません。生まれたばかりの時には親など大人の世話にならなければなりません。
自分は知らないうちに誰かに迷惑をかけていることを認識しましょう。なるべく迷惑をかけないように心がけることは良いことだと思いますが、やむを得ない時はお互い様です。もしあなたが急に胸が苦しくなって、誰かに救急車を呼んでもらうとします。「いや、迷惑だから…」なんて言っていたら命に関わります。
迷惑をかけることもあるから、身近な人には小まめにお礼を言っておきましょう。
迷惑をかけられても助けてあげる、あるいは許してあげてください。

本当に自分のことしか考えないタイプの迷惑な人もいますね。老人、中年、若者など、それぞれの世代にどうしようもない人たちがいます。そんな人たちに腹が立っても仕方ありません。ダメな人はずっとダメなままで、「これをしたら他人に明らかに迷惑をかけるな」と思える想像力もありません。そのような想像力がないので、かわいそうな人たちなのです。自分のことしか考えないから他者を助けられません。自分も助けてもらえないので、いっそう自分のことしか考えられません。悪循環です。憎しみに囚われた人たちに同情し、許してあげましょう。


毎日が楽しくなる。「正しさ」はないのだから

毎日が、楽しいことしか起こらないさ。「こうしたい」も「こっちが正しいはずだ」も、「ああしてれば良かった」も、何もないのだから。起こるすべてが、新鮮だ。貴様らの映画は、まだ白黒TVだろ?「白(正しい)」と「黒(悪い)」がハッキリしている。よは、白黒を超えて、カラーTVだ

「正しさ」にとらわれなくなると、どんなことでも楽しくなります。「正しさ」は自分が苦しむために持つものではありません。

たとえば、猛暑が続く夏なのに、学校にクーラー
がつかないとします。以前とは明らかに違う夏の暑さです。なのに、クーラーを導入できない学校があります。経費がかかるし、そもそも今までなくてもやってこれたんだから大丈夫ではないかと。熱中症は命の危険もあり対策が必要ですが、大人の考えで導入できていないわけです。
これを「なんて大人たちなんだ!子どものことを何だと思ってるんだ!」と感情的になるのは良くないことです。
必要なものをすぐに取り入れようとするほど人間は柔軟な生き物ではありません。人類の歴史では、進もうとする者に対して進むまいとする者が常にいます。そうやって人間は生きてきたのです。
クーラーのない学校に通う子どもがあなたにいるなら、学校などしかるべきところに必要な主張をするべきでしょう。しかし自分にまったく関係ないのに「そんなひどい話はない!」と怒っているなら、その人はどれだけ暇なのでしょうか。
俗世間には、自分に関係がないのに人様のことで感情を乱す人が大勢います。立派でもない人が、たまたま過ちを犯した立派な人を責め立ててもてあそびます。「立派な人はそもそもそんな過ちなんてしない!」と思うのはあまりにも人間として未熟です。どんな人間でも過ちを犯し、程度にもよりますが、それが犯罪となるかは紙一重なのです。犯罪は時代によっても変わる気まぐれな性質を持ちます。
「白か黒か」で人間や物事を判断するのはやめましょう。さまざまな色が溶け合った「カラー」で世の中を見ましょう。すると、あなたは一つ成熟します。こうでなければならないという「白か黒か」の思い込みから離れ、いつの間にかストレスがなくなっています。


幸せを探している人は不幸

「どこかが悪い」と思い続けた女性の「勘違い」以外は、何も悪い所などなかった

現状を疑い続ける姿勢こそが、現状を悪くしていた

とにかく、世界には「正しい」勢力がはびこっている。彼らは、「もっと、良くなれる!」と言う。その全てが「今は良くない」と言ってるわけだ。「現状」をもう否定しているのさ

幸せを探している人が、一番「幸せじゃない」

「お金があればもっと楽しく暮らせるのに」
「顔さえ美形で産まれてくればモテモテだったのに」
「この人とさえ結婚しなければもっといい人と結婚していたのに」

現状を肯定できず、ありもしない空想を正しい状態だと思っていませんか。「自分はこんなはずではない」と、頭の中の「正しい」自分を作り出します。ですが当然、頭の中の自分と今の自分は食い違います。
今のあなたは、ベストを尽くしてきた結果です。もっとできたはずの過去なんてなかったのです。

頑張れなかった
決断できなかった
勇気がなかった
つまらないミスをした
ドジを踏んだ

これらがあって普通なのです。人間ですから。

だから、過去を悔やんだり、未来に都合の良すぎる空想に浸るのはやめましょう。
あなたがやりたいことを好きなようにやればいいのです。「正しさ」に左右されることなく、軽快に、笑いながら生きましょう。


他人がいてはじめてあなたの能力は活きる

「能力」には、「行使する者」と、「行使される者」が必要なんだから。人は、1人では優しくなれない

「優しさ」という能力は、「優しくされる人」と「優しくする人」がいて初めて行使できる。全ての「能力」が、そうだ。歌唱力も、腕力も、背の高さも、器用な手先も。1人では、その能力が行使できない。要するに人間の「能力とはすべてが、他人のためにあるのさ

私が持たされている他の人よりも優れた「能力」とは、世界のために使うモノだ

「わたし」とは「だれか」のためにある道具

あなたにある「能力」はすべて誰かのためにあります。自分のための「能力」もあります。食べたり飲んだり息をしたりすることなどです。この能力がなければ、自分で自分を生かすことはできません。
一般的に考えられる「能力」とは面白いことに、他人がいなければ成立しません。世界に人間が一人しかいないのに足の速さは競えません。他人がいてこそ自分の足の速さがわかります。
あなたの「能力」が人より優れているかどうかは重要ではありません。あなたに「能力」があることそのものが大切なのです。なぜならあなたは人間である以上、何かしらの「能力」があるはずだからです。
たとえ不自由を抱えていて社会貢献が難しくても、家族の生きる支えとなる「能力」があるかもしれません。
あなたは自分の「能力」を他者との比較においてだけ見ていることはないですか?たしかにあなたはサッカーが少しできたとしても国の代表選手にはなれないかもしれません。でも、近隣のアマチュアサッカーチームに入ってプレーすることはできます。サッカーが好きな人たちと共にプレーすることそのものが、他人への貢献と言えるのではないでしょうか。
もしあなたが「能力」に劣等感を感じて「能力」を発揮するのを躊躇するなら、本当に残念なことです。「能力」を優劣だけで判断してはいけません。「能力」の意義は、その発揮によって他者に貢献してこそ生まれるのです。あなたの「能力」が高いか低いかはどうでもよいということです。

高い低いという比較を超えた「能力」。あなたにもあります。あなたの「能力」が発揮されることを待っていますよ。


すべて受け入れよう

悪も善も、好きも嫌いも、良いも悪いも。何もかも全てを、愛するのだ。この「全体を愛する」祈りが、世界最強のパワーを発揮する。目の前の「せかい」の100%を抱きしめろ。「良い日」だけじゃなく、「悪い日」も。「好きな人」だけじゃなく「嫌いな人」も

自分も、他者も肯定しましょう。同じ人間です。辛いことも悲しいことも、楽しいことも愉快なこともあります。すべての人間が死に、時代は変わっていきます。また新しい人間たちが、同じようにいろんなことを思いながら生きます。あなたもそんなつながりの中にいます。
ストレスを抱えてしんどいことも、そのうち終わります。終わらないものはないのです。ストレスさえも愛してみてください。「ああ、こうしてはるか昔から人間はストレスに耐えてきたんだな」と。ストレスを感じることは、あなたが人間である証とも言えます。そしてストレスは克服することができます。

すべての「正しさ」を乗り越え、あらゆるものを愛してみてください。あなたの「能力」を発揮し、好きなように生きてみてください。

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【もう限界】仕事の人間関係がストレスで疲れた人へ https://poeness.com/stress_tired_work_relationship/ https://poeness.com/stress_tired_work_relationship/#respond Thu, 19 Jul 2018 12:11:01 +0000 https://poeness.com/?p=155 仕事をしていれば、職場の人間関係にイライラすることがあるでしょう。さまざまな人間たちが一箇所に集まるので、うまくいかないことがあるのは当然です。「人間関係に疲れたよ。」と他人に言えるうちはまだよいのです。しかし、そのうちストレスがたまりすぎて手遅れになるかもしれません。

あなたが仕事の人間関係で辛い思いをしているのなら、放っておいてよいものではありません。辛い気持ちを我慢してきたのかもしれませんが、そんな気持ちが少しでもやわらぐようにと思いこの記事を書きました。

草薙龍瞬著『反応しない練習』(KADOKAWA)より言葉を引用させてもらっています。


心の反応を理解する

人はなぜ、悩み、執着を手放せないのか。なぜ日頃、さまざまな問題を抱えてしまうのか。そうした悩ましい現実を作り出しているのは、”心の反応”である

大切なのは、「心とは、そもそもそういうものだ」と理解しておくことです。心とは求めつづけるもの。それゆえに渇きつづけるもの

「そんな夢のない理解なんて、つまらない」と感じる人もいるかもしれません。ただ、「心は求めつづけるもの」と理解すると、不思議な心境の変化が訪れることがあります

朝起きてあまりにも眠い。仕事へ行きたくない。職場の嫌なやつと会うと思うだけで、ストレスを感じる。最近イライラばかりしている。精神的に消耗しすぎて、休みの日にも寝るばかりしてしまう。

これらはすべて、あなたの心の反応の結果です。たとえば同じ時間の通勤電車でも、仕事に行くのと旅行に行くのとでは気持ちが違います。電車に乗っている状態は同じなのに、心次第で感じ方は変わります。
人間の心はその時の状況によって、あっちへ行ったりこっちへ行ったりします。休みの日であれば好きなだけ寝られるのに、出勤の日は朝起きて仕事に行かなければなりません。「本当に休みたい。休みだったらいいのに。いっそ休もうか」と、どうにもならない現実を嘆きます。「寝ていたい」「好きなことをしたい」と願う心があなたを苦しめています。

心はいつも何かを求め続けています。朝何度でも何時間でも寝ていられる状態や、職場でストレスのない人間関係など、理想を追いかけます。もし解決したとしても、求め続けることに翻弄されている人は、別の苦しみに直面します。

人間はいつだって苦しいし、悩むし、嘆きます。生きていくことはそのようなものなんだなと理解すると、人間として大きな成長を遂げたと言えます。


承認欲にとらわれない

「他人の小さなことが目について、不満を感じてしまう」という悩みの正体は、「もっと自分を認めてほしい!」という承認欲だったりするのです

承認欲という、それまでの「心の渇きの正体」がわかるだけで、その不満状態から抜けてしまうのです

承認欲という「反応の原因」がわかれば、ずいぶんラクになります。「でも、あの人(家族・世間)に認められたところで、それが一体なんなのだ?」と超クールに考えられるようになります(ほんとに、それが一体何だというのでしょう)

正しい理解こそが、人生の苦悩を解く一番強力な”智慧”なのです

同僚からどうでもよいと思われていたり、上司から使えないやつだと判断されていたりすると、苦痛を感じます。せっかく仕事をして家に帰っても、家族が冷たければ傷つきます。
これらは「あの人に認めてもらいたい」という承認欲から生まれています。あなたが他人とのことで悩んだり不満だったりするときは、承認欲が大きく関係しています
現実では、他の人のことを完全に気にしないことは不可能です。しかし、周りの人にあなたがストレスを感じるとき、期待や承認欲が原因になっていると知りましょう。
つまり、人に認められるためではなく、自分の満足のためだけになすべきことをなしましょう。


承認欲は有効活用する

「承認欲」を満たしたいなら、そのための「正しい努力」をしましょう。三つの条件があります。
①認められたい気持ちをモチベーションにして、今の仕事・生活を「改善」していく
②どんなときも「自分のモノゴトに集中」する」
③「自分で納得できる」ことを指針(基準)とする

承認欲は確かに苦しみを産みます。でも、承認欲がどうしても生まれてしまう人は、いっそ有効活用してみましょう。承認欲にとらわれなければいいのであって、自分に湧き上がる自然なものを否定する必要はありません。
「あの人に認められたい自分がいるな。よし、自分にできる仕事の下準備を一生懸命してみよう。たとえ認められなかったとしても、仕事の下準備をして損になることはない!」
こんな風に承認欲を仕事の改善につなげたらよいのです。必ずしも認められるわけではないことに注意してください。ですが、きっと清々しい気持ちになります。


自分で自分を分析してみる

「心の状態を見る」とはどういうことか。ここではその方法を三つ紹介します。
①言葉で確認する。
②感覚を意識する。
③分類する

あなたの感情はあなたが一番理解できます。イライラしていたりストレスがたまっていると感じたりしたら、言葉で確認してみましょう。

「あ、今はイライラしているな」
「朝起きたことにはいいが、会社に行きたくない。ベッドから出たくない。そう思っているな。」
「職場の〇〇に会うのが憂鬱だ。嫌だ。会いたくない。あいつに会うのがこんなにストレスなんだな」

口に出せる場所なら口に出してみましょう。朝、気持ちの整理をするために感情を紙に書き出してもよいです。あるいは仕事が終わった夜に、感じたことを書き出してすぐに捨ててもいいでしょう。

日常生活において、自分の感覚を意識してみます。
深呼吸して呼吸に集中する。
歩きながら足の運びや足の裏の感覚を感じる(歩きながら右足・左足と意識する)
鼻がかゆいときに、「あ、鼻が今かゆいな」、手でかくときも「鼻をかいている」と認識する

これらは一例です。なんとなく行動するのではなく、はっきりと意識して行ってみてください。最初は難しいかもしれません。次第に現在のことに集中できるようになります。
たとえば、通勤電車でも「ああ、これから仕事だな。しかも今日は月曜日。だるすぎる。はーーーあーーー」と思ってしまうのは、そのとき電車に乗っているという状態に集中できていないからです。「電車が動いている。自分は立っている。電車の音がする。隣の人がスマホをいじっている。」事実だけを観察してみてください。「だるいなあ」と思っているのは、そのときの状況に対するあなたの解釈です。妄想の一種で、自分で自分の首を絞めているだけです。
感覚を意識することで、怒りやイライラ、憂鬱などに左右されにくくなります

あなたのストレスの原因は何種類ありますか?

・職場の上司・同僚・部下
・仕事内容(仕事がわからない。体力的にきつい。プレッシャーが大きい)
・家庭が上手くいっていない

ストレスの原因を把握できていなければ、何と闘っているのかわかりません。大事なのは、何が自分を苦しめていて、どうすれば解決するのかを知ることです。
ストレスの原因と感情を分類してみましょう。分類して理解することで、なんとなく苦しんでいたものが、具体的な対象になります。


ムダな反応をしない

人間の心には、例外なく、判断しすぎる心がある

「自分も、他人も判断しない」ことが一番

しなくていい判断は、しないほうがいい

あなたはいつも判断ばかりしていませんか?
「あいつは嫌いだ」
「なんで俺はこんなにダメなんだ」
その判断は、役に立っていますか?

いろいろなことを判断してわかったつもりになることは、あなたを苦しめます。

たとえば仕事なら、「利益が上がる」「働きやすい環境につながる」「業務が円滑に進む」ような判断が正しいことになります。大事なのは「役に立つか」という視点です

「あの人は苦手、嫌い」「自分はダメな人間」といった思いがよぎったときは、「あ、判断した」と気づいてください

「人は人。自分は自分」という明確な境界線を引くのです

苦手な上司・嫌味な同僚・どうしようもない部下など、会いたくなくても会わなくてはいけない人間たちがいます。
おそらくあなたは仕事だからと割り切ろうとしています。でも、感情を抑えきれていないかもしれません。
こういう場合、判断しすぎない心が大事です。

たとえば仕事なら、給料を持って帰ることが重要です。そのための人間関係です。めんどくさい人がいるのはわかります。しかし、嫌な気持ちでいても利益にはなりません。あなたがストレスを抱えたところで、嫌なあいつは痛くもかゆくもありません。なので、得にもならない考え方や感情を持ってはいけません。すべての感情を感じる必要はないのです

あなたは大人です。感じたいことを選んで生きればいいのです。そのためには、嫌だとか辛い、しんどいなどの判断もしなくてかまいません。


今できることをやる

わたしはわたしを肯定する。そして、今できることをやっていこう、と考えましょう

本当は、今この瞬間に、なんの判断も必要ないのです。ただ「やってみる」だけ。そうやって「体験を積む」だけでよいのです

究極のところ、あなたはあなたにできることをやっていけばよいのです。仕事で困難なこと、嫌なことがあっても、やれることをやりましょう。
すべてが思い通りにはなりません。他の人たちもそうなのです。だからやるべきことをやったなら、あとは成り行きに任せれば十分です。

「できるか不安だな」「やってみても意味ないかな」など、判断をしすぎて自分の幅を狭めないようにしましょう
とりあえずやってみればいいだけです。人生の体験を大切にしてください。もし失敗しても「失敗したから意味がなかった!」と、判断に踊らされてはいけません。「またやってみーようっと!」と心軽く生きけばいいのです。


相手の感情は相手に任せる

「感情に悩まされている」というのと、「相手とどう関わればいいのか」は、別の問題相手と自分の反応を分けて考える。相手の反応は相手にゆだねる

たとえば仕事で嫌な人がいたとします。嫌なことを言われることがあるから嫌なのか。恐い雰囲気の人でどう接したらいいのかわからないから嫌なのか。これらは種類が違います。
前者は実際に何か嫌なことを言われていて、感情を害しています。しかし後者は、相手と上手くコミュニケーションがとれていないがゆえに起こる不安です。
相手のことをよく知らないのに、「判断」することで苦手意識を持ってはいけません。相手と話すのが無理であれば、仲が良い人や周りの人にその人のことを聞いてみましょう

相手のことをよく知ってても知らなくても、他人の気持ちをコントロールすることはできません。気に入られようと振る舞ったとして、気に入られるかどうかは相手しだいです。相手の気持ちは相手のことなので、あなたは自分がやるべきことに集中しましょう


距離を置く

なかなか踏み切れない人もいると思いますが、「関わりを断つ」というのは、関係をやり直すのに必要なこともあるのです。理想は、①過去の記憶にも、②現在の相手にも、反応しなくなるまで、距離を置くことです。物理的に、あるいは時間的に、です

人生ではどうにも分かり合えない人間と出会うものです。コミュニケーションをとって、なるべく良い関係を築けるようにと苦労したでしょう。
しかし、どうにもならなければ距離を置くのもありです。あえて心をいじめる必要なんてないのですから。


仕事が終わっても仕事のことを考える時

相手と別れてもなお腹が立ってとまらないときは、「これはただの記憶」「反応している自分がいる(相手は関係ない)」と冷静に理解して、感情を静めるように心がけましょうわかっておきたいのは、「妄想には確かめるすべはない」ということです

確かめようのないことをどこまで追いかけるかは、あなた次第です。
ただ大切なのは、自分自身の人生の「目的」を、はっきりさせることです

仕事が終わったのに、いつまでも仕事中にあったことを考えていませんか?
「あいつにあんなこと言われた」
「理不尽に怒られて腹が立つ」
「相変わらず余計なことばっかりしてるやつだ」
などとプライベートな時間でも考えているとしたら、身が持ちません。
考えてしまう気持ちはわかりますが、やはりそれはあなたの責任です。心のなすがままに翻弄されていては、憎しみに取り憑かれてしまいます。
嫌だった思い出を振り返って、心を反応させることはやめましょう。無意味です。そしてあれこれ考えたところで、想像の産物を確かめる方法はありません。
腹が立つ妄想に時間を使うよりも、今の生活を充実させましょう。
あなたはどんな人生を送りたいのですか?他人を妄想して一生を終えたいのですか?
あなたの人生が素晴らしくなることだけが重要なはずです。
どうすれば素晴らしくなるか、心の奥底でわかっているでしょう。勇気を持って自分が納得できる一歩を踏み出してみてください。

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【即解決】人間関係に疲れた、うまくいかない人へ。 https://poeness.com/relationship_key/ https://poeness.com/relationship_key/#respond Fri, 13 Jul 2018 23:28:10 +0000 https://poeness.com/?p=112 人間関係に疲れた人や、悩んでいる人、うまくいかない人たちの力になれればと思い、この記事を書きました。仕事や学校などで、人間関係はつきものです。仲が良かったのに悪くなったり、どうしてもイライラしてしまう人がいたりなど、さまざまでしょう。

新潮文庫のショーペンハウアー著「幸福について ー人生論ー」からショーペンハウアーの名言を引用しています。ショーペンハウアーは19世紀ドイツの有名な哲学者で、偉人です。哲学というと難しく感じるかもしれませんが、そんなことはありません。ショーペンハウアーは他人との接し方や考え方についてわかりやすい言葉で説明してくれています。
当記事ではショーペンハウアーの名言集にもなっているので、ショーペンハウアーの言葉に興味がある人にも役立ちます。

人間関係の悩みを解決するための極意がここにはありますので、ぜひ参考にしてみてください。

【人間関係がうまくいくポイント】
1. 他人も自分も人間性は変えられない
2. 嫌なやつでもせいぜい利用してやる3. どんなに仲良くても悪くなることもある4. 自分の理解できる範囲でしか他人は理解できない5. 相手のレベルに合わせる

6. 気を遣いすぎない

7. 無理やり関わり合うことはない

8. 簡単に人を信じない

9. 一歩引いて見つめる

10. 自分を良く見せようとしない

11. 自分のことは見えていないのが人間

12. 賢さを表にださない

13. とにかく挨拶とお礼を言う

14. 人に説教しない

15. 腹は立てずに冷静に言う

16.自分のことをしゃべりすぎない

1. 人間性は変えられない

人々とともに生きていかなければならない以上、どんな個性をも、どんなに劣悪で憐れむべき愚劣な個性をも、絶対的に排撃することは許されない。個性は何といっても自然によって定められ与えられたものだからである

ずいぶんひどい個性だと思われる場合には、「こうした変り者もあるものだ」と思うがよい。そう思わなければ、相手を侵害して生死を賭ける闘いを挑むことになる。なぜかというに、相手の真の個性すなわちその道徳的性格・認識能力・気質・人相などは、誰もこれをかえることができないからである

職場でも学校でもさまざまな人間関係があり、1人1人が違う人間です。どんな人にも個性があるため、その個性を否定してしまっては、自分の個性も否定することになってしまいます。

なので、他人の個性や人間性を否定しようものなら、それは自然との闘いとも言うべき命がけのことになります。人間性というのは、そうなるべくしてなっているので、無理に変えようとするのは困難です。

同じ人間といえども生まれも育ちも全く違うので、人間どうしうまくいかなくて当然だくらいに思っていたほうがいいでしょう。

2. せいぜい利用する

「われも生き、人も生かす」という言葉の真の意味はここにある。とはいえ、この要求は公正ではあるが、実行は容易ではない

相手によっては「性質を変えるわけにはいかぬが、まあ利用してやろう」と考えるのが、いちばん賢明な場合が少なくない

もちろん他人にも自分にも個性があるので、個性を出し合えるのがベストです。まずはじめはお互いがやりやすいように、個性を発揮できるような環境にしていくべきでしょう。

しかし、それは理想にすぎず、うまくいかない場合もあります。環境を上手く変えることもできず、苦手な人や仲良くない人といなくてはならない。まさにこの世の地獄!!!

どんなに願っても、相手の人間性は変わらないんです。諦めます。そのかわり、その人間をよく観察して、自分に利用できるかどうか見てみましょう。相手への好き嫌いではなく、「自分の利益になるかどうか」という視点だけで人間関係を考えてみてください

3. 仲良くても悪くなる時は悪くなる

人間が互いに大いに一致している場合にも、隔たりを生じたり、またおそらくは一時的な不調和を生じたりするものだが、それは現在の気分の相違によるのである

仕事や学校で仲が良いと思っていた人でも、ひょんなことからすれ違うことがあります。お互いに罪はないのに、タイミングが悪くて誤解が生まれたり、勘違いしたりします。

でもだいたいは、誤解や勘違いであることがわかると時間が解決していくはずです。人間は、その時の気分や体調、忙しさなどに左右されています。バタバタしていれば余裕がなくなりますし、こちらの考えもつかないことが原因で相手の機嫌が悪くなっていることもあります。

つまり、たとえちょっと雰囲気が悪くなったとしても、一喜一憂しないようにしましょう。考えすぎないようにしましょう。うまくいかないときはうまくいかないんです。人間誰しもそういうことはあるんです。そういうものだと思って静かにしていれば、時間が解決してくれます

4. 自分が理解できる範囲も限られている

自分自身の知力に応じて他人を把握し理解しうるにすぎない

相手のことをわかっているつもりでも、あなたなりに理解しているにすぎません。逆も同様で、他人も他人の頭でしかあなたを理解できません。

仕事、職場で言えば上司には上司なりの、部下には部下なりの立場や考えもあり、一見ふらふらしていてもあなたが知らないところで苦労しているかもしれません。

結局、自分は他人を一面的にしか見れないことを理解しておくべきです。一部しか理解できていないのにわかった気になっていても、うまくいかないのは目に見えています。一方、相手も自分のことの一面しか見ていないのだから、何かを言ってきても気にしないようにしましょう。その人はあなたのことを大して理解もしていないのにいろんなことを言う未熟な人なのです。何もかも真剣に聞いてあげる必要はありません。

 

人間関係において、上手く聞き流して気にしない技術も大切です。

5. 相手のレベルに合わせる

大部分の人間が情操も才能も全く低級で、したがって全く月並みな人間であることを思えば、それを話相手にするには、その間だけはみずから月並みになるほかない

大抵の人間はきわめて主観的で、したがって全く自分だけよりほかには結局何一つ彼らにとって興味のあるものはない

人はそれぞれ考えるレベルが違います。もしあなたが相手よりも高い次元で考えられるなら、相手に同じことを求めてはいけません。高いほうが低いほうに合わせなければ、低いほうは理解できません。あなた自身が相手の理解力に合わせてあげましょう

一般的な人は常に自分の視点でしか物事を見ていないので、「相手にとって利益になるかどうか」を加味して言葉をかけましょう。全体のことなどは考えていない人が多いですが、自分の利益になるなら人は動きます。そういった人間の性質を理解していると、物事が進みやすくなります。

6. 気を遣いすぎない

甘やかせばつけあがる点では、人間はすべて子供みたいなものだ。だから人に対しては寛大過ぎても、やさし過ぎてもいけない

「人を重んじない者は重んじられる」という気の利いたイタリアのことわざがある

犬でさえ親切にし過ぎると、なかなかおとなしくはしていない。まして人間をやである

人にはとにかく優しくしようと思っている人もいるでしょう。きっとそんな人はいい人です。もちろん、人間どうし気を遣い合いながら優しくやっていけるのが理想です。でも、優しくするだけでは相手が甘えてしまうのも事実です。「この人は怒らないから」と自分勝手なふるまいをする人には困ったものですよね。

しかしあなたがなんとか優しくしようと気を遣うあまり無理がきて、「人間関係をリセットしよう」「人間関係の断捨離だ!」などと極端な行動に出てしまえば、せっかくの人間関係が水の泡です。人と人は、出会うべくして出会っているからです。

今、優しくしようしようと心がけている人は、いっそ他人のことは他人に任せて放っておこうという意識を持ってください。おせっかいを焼くのではなく、大きな意味で信頼するのです。必要があれば助けを求めてくるでしょうし、相手が一人でできることなら「一人でやってみてね」と言って、勇気を促すことも必要です。しなければならない指示や連絡があればします。あとは、あれこれ気を遣うことをやめましょう。

こちらが気を遣わないことで、逆に向こうが自分を大事にしてくれるというのは皮肉なものです。過剰に人の気持ちや人の行動を気にしてる人の中には、たんに臆病であるからという人もいます。それゆえに、むしろ人に気を遣わず堂々としている人が「重んじられる」のです。

7. 無理やり関わり合うことはない

人間のうちの約六分の五までは、道徳的または知性的に見て、事情やむをえずして交渉を生ずるのでないかぎり、あらかじめ避け、できるだけ接触圏外にあるほうがよい

ごく普通の人は自分のことしか考えていないし、立派な性格をしているわけでもありません。自分勝手なふるまいが当たり前になっていたり、いじめたり、悪口を言い合ったりしています。

無理にみんなと仲良くなろうとする人は、そういう人たちとも仲良くならねばならないことになります。あなたが今どんなに性格が良くても、性格が悪い人たちの間にいれば、どんどん悪くなっていきます

本当に仲良くなれる人や、交際を続けていきたいと思える立派な人、尊敬できる人は少ないです。不必要に関わり合いを持たないほうが正解です。それは人間的に冷たいということにはつながらないのです。

自分の世界をしっかりと持ちましょう。

8. 簡単に人を信じない

知り合ったばかりの人間を非常によい人間だと思ったりしないように、細心の注意を払うがよい。そうでなければ、ほとんどすべての場合に失望させられ、われながら恥ずかしい思いをしたり、はなはだしきは損害をこうむったりするであろう

もしあなたが初対面から一週間ほどしか一緒にいなかった相手に「あなたのことはすべてわかった」と言われたらどう思いますか?そんなはずはないって思いますよね。たとえ一緒の時間が長い相手でも、知らないことは意外にあるものです。

他人の性格や癖などは、簡単には分からないので、知り合って間もない人を「あの人はいい人だ!」なんて思い込まないようにしましょう。

そう思い込んで期待を裏切られても、相手は悪くありません。

好きや嫌いの感情からいったん離れて相手を見つめてあげると、自然にほどよい距離ができてきます。はじめから無理に距離を近づける必要はありません。

ゆっくりじっくりも、円滑な人間関係に大事なことです。

9. 一歩引いて見つめる

野蛮な者は食いあい、おとなしい者はだましあう。これをこれ世間の動きと名づけている

仕事の仲間どうしでも、やり合う人たちは足の引っ張り合いをしていたり、大人しい人たちでも陰でさまざまな情報戦をしています。

学校でも、表向きは仲良くしているけど、裏では悪口を言っていたり、いじめがあったりします。

人間関係というのは一筋縄ではいかず、ある意味で人間どうしは争う運命にあるのです。

そんな争いの真っ只中に入って、当事者として消耗するのはなるべく避けましょう。争いたい人には争わせておけばよいのです。そのような争いは起こるべくして起こるのであり、人間とはそういうものだと思っていたら、翻弄されることはなくなります

心の中だけでも、一歩引いて状況を見つめるようにしましょう。

10. 背伸びして自分を良く見せようとしない

何事によらず気取ったり、ぶったりするな

あなたがいい人を演じていても、ゆくゆくは素のあなたが出ます。あるいは上手く演じられているつもりでも、他人から見ればもう化けの皮は剥がれているかもしれません。

一生懸命やることはいいことですし、「評価されたい」と精を出すのは悪いことではありません。しかし、無理が多くなると「がんばっている自分だから評価されているんだ」と思い込むようになり、うまく力を抜くことが難しくなります。

不思議なことに、気を遣いすぎて「演じている」人よりも、失敗していても素でいる人のほうが好かれたり信じられたりします。どっちにしても素がバレるなら、小出しにしていくのもありですよ。

11. 自分のことは見えていないのが人間

人は自分の欠点や悪徳には気づかず、他人の欠点や悪徳にばかり気がつく

自分にもたくさん欠点があるにもかかわらず、他人の欠点ばかり指摘する人がいます。自分のことは棚に上げまくるのが一般的な人なのかもしれません。

人には欠点があり、間違えることもあります。もちろん、仕事の上で必要な指摘をしたり、やむを得ず注意することはあるでしょう。しかし、必要以上に相手を責めたり怒ったりしないようにしましょう。そんなことをしても相手は変わりません。人間関係を悪化させるだけです。

「私にも欠点はあるな」「私もはじめは間違えてばかりで苦労したな」などと思うことで、相手を許してあげることができれば、あなたのストレスは軽くなります

12. 賢さを表に出さない

知性や分別によって憎しみやうらみをかき立てられるのが、絶対多数の人間である

グラシアンが「人気を得る唯一の手段は動物中の最も愚かな動物の皮を着ることである」と言っている

自分の頭の良さをひけらかす人が嫌われるのは当たり前ですが、わかる分野のことをちょっとひけらかすだけでも、他人は心の底ではそれほどいい思いをしません。もちろん程度にもよります。「へぇー、物知りだね〜」とか「詳しいね!」などとフォローしてくれることはあるでしょう。

 

しかし、やがて相手はあなたが披露した知識を知らないことに対して劣等感を抱くようになります。そして聞いてもいないのにしゃべっていては、反感を買ってしまいます。

あなたは、一緒にいれば自分がみじめに思えてくるような相手と親しくなりたいと思うでしょうか。なりたくないですよね。

知っていても、それほど多くを口に出さないでおくというのも試してみましょう

13. とにかくお礼と挨拶を言う

礼とは利口さである。したがって非礼は愚かさである。非礼によって無用かつ軽率に敵をつくるのは、わが家に火を放つに等しい気ちがいざたである

相手が知らないうちに何かを助けてあげたことありますよね。きっとあなたもあなたの知らないところで他人に助けられています。

特に普段から周りにいる人には、お礼を言っておきましょう。お礼を言われて怒る人はそういません。お礼を言って、「え、なんのこと?」と言われるかもしれませんが、かまわないのです。むしろなんでお礼を言われてるのか相手がわからないほど言いましょう

自分が知っている世界だけがすべてではなく、いろんなところで人は関わり合っています。「ありがとう」と言うことで、心地よい人間関係を築けます。

同様に大切なのが挨拶です。お礼よりも挨拶のほうが日常生活では多いかもしれません。残念ながら、世の中には挨拶程度のこともできない大人がたくさんいます。信じられないことですが、「おはようございます」と言っても「おはようございます」が返せないのです。

なので、挨拶がきちんとできるだけでもあなたは人間関係を有利に進めていくことができます。こまめにいろんな立場の人に挨拶しましょう。たとえば掃除の人や警備の人、受付の人など、自分の周りを支えてくれている人に気持ちよく挨拶できるといいですね。

14. 人に説教しない

人の信ずる不合理を一々説いて思いとどまらせようなどと思ったら、メトセラほどの高齢になっても、けりがつくまいということをよく考えてみるがよい

いかに好意があっても人を矯正する意味の言葉は、対談の際、いっさい慎むがよい。人の感情を害するのは容易だが、人を矯正するのは不可能とまではなかなくても、困難だからである

不合理なことを話しあっているのを聞かされる羽目になって、癇癪がおきそうになったら、これは二人の道化者の間に交わされる喜劇の場面だというふうに想像してみる必要がある

人が星占いや血液型占いの話をしているのを聞いて「それって科学的根拠ないでしょ?」のようにわざわざ話していては、誰もあなたに近づくことはなくなるでしょう。あなたにとって価値がないように思われるものでも、他人にとって価値があるものはたくさんあります。

あなたの考えだけがすべてではないので、何か違うなと思っても、そっとしておきましょう。議論していてはただただ年月が経つだけで、意味はありません。たとえ教え諭したとしても、相手が納得する可能性は低く、怒ってしまいます。

つまり、よっぽどのことでもない限り、他人へ忠告すべきではありません。自分にも他人にも利益にならないからです。大人は、誰のためにもならないようなことはやりません

15. 腹は立てずに冷静に言う

なるべく誰にも腹を立てぬがよい

怒りでも憎しみでも言葉や表情に表すのは、無益である。危険である。愚かである。笑止である。低級である。だから怒りでも憎しみでも行為に表す以外に、決して表してはならない

自分の判断を人に信用してもらいたければ、冷静に、激情をまじえずに述べるがよい

自分の言うことを相手に受け止めて欲しければ、冷静に言わなければなりません。

 

怒り混じりに何かを言っても、相手は内容ではなくあなたの怒りの感情に目を向けます。言っている言葉に喜怒哀楽が多すぎると、内容が伝わりにくくなります。たとえば相手がイヤミを言ってきたとしても、こちらが冷静であれば、向こうはしてやられたようになります。

 

あなたが動じず冷静に言うことによって、相手の感情は鎮められ、結果的にあなたの言い分が通る可能性が高くなります

16.自分のことをしゃべりすぎない

自分の身辺のことは秘密にすべきものと心得るべきである。善良な知人に対しても、その人が目で見てわかる以外の事柄は、何も知られないようにしておかねばならない。どんな他愛のないことでも、それが知られたために不利になることが、時と場合によってはあるからである

処世術を説くすべての人たちが、多種多様な論拠を挙げて、きわめて熱心に寡黙ということを薦めてきた

特に印象の強いアラビアの格言をほんの二三記すことにしよう。
「敵に知られたくないことは、味方に言うな」
「自分の秘密を黙っていれば、秘密は自分の捕虜である。秘密を洩らせば、私が秘密の捕虜になる」
「沈黙の木には平和の実がなる」

どんなに親しい家族や友人であっても、あなたが隠しておきたい秘密や思いをしゃべってはいけません。他人にしゃべってしまったら、それはあなただけの秘密ではなくなります。秘密を打ち明けられた人はさらにまた自分の親しい人にしゃべってしまいます。

秘密や思いをどうしても自分の中にしまっておけず、共有したい気持ちはわかります。

 

でも、あなたのすべてを他人と共有するわけにもいかないでしょうし、する必要はありません

 

自分のことを話し一時的に楽になったとしても、それによって得られる利益がどれほどあるかを考えて話すべきです。そのような慎重さを持たなければならないのが大人です。

親しくもない人に、むやみやたらと自分の考えや目標や夢などを語らないほうがいいでしょう。親しい人に対しても、言える内容と言えない内容を区別し、あとで問題が起こらないようにしておきましょう。

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